今日の一幕。

スタジアムで見かけた気になるダンマクを日記に残しておこうというシリーズ。不定期更新中の第2幕。

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もうお馴染み、「正直田舎者」ダンマク。

J2はローカル色が強いし、ある意味町おこし的な、地元を盛り上げよう的な地域のパワーに後押しされて根付いてきていて、地域に根ざすJリーグの理念に合っていると思うし、バラマキ型公共事業的意味合いでない「地方の時代」を体現化しているリーグなのかなあと思う。特に新規参入の地域に行ったりするとそう実感する。

また、実際、J2でなければたぶん訪れることはなかったような地域を訪れて、その地方の文化や食べ物や歴史や人々に触れることができるのも貴重な機会だし、ああ日本っていいなあと思うのですよ。

そんなわけで、この「正直田舎者」ダンマク。いいなあと思うし、かっこいいなとも思う。必ずしもすべての鳥栖ファン・サポーターの方に受け入れられているようでもない(http://www.sagantosu.jp/c/news/contents/20080701120926_3687)けれど。

でですね。

昨日の横浜ゴール裏には、盛んに鳥栖の選手に向かって、「田舎者ー!」「田舎者ー!」と野次を飛ばしてらっしゃる方がお越しになってた。うちのサポなら相手への野次より味方の鼓舞でしょ、と思ったけれど、どうやらわざわざ福岡からいらした方のようでした。なるほどね。

鳥栖の、はなわと同じ髪型をしたGKもうんざりしてたようで、鳥栖の先制時にはわざわざ振り返ってうちのゴール裏にいるその方を手を叩いて煽ってたし、試合終了時にはざまー見ろって感じでしっかり指差して帰っていった。

これは例えて言えば、同じ横浜市内にある別のJクラブのサポが、うちの試合の三ツ沢アウェイ席にビジターサポに混じって僕たちに野次飛ばしている、みたいなもんなのかな。まあ、それ自体は別にいいんじゃないのって感じだけど。

高度成長期---日本がまだ貧しかった頃、国を挙げて都会化することを目指して突っ走って、その結果招いたものは都市化による一極集中に始まり、地域の衰退があり、高度資本主義社会の中でめんどうなので省略するけどいろんな問題があって、これでいいのか日本、と。それからその反動で、自然や人間性を取り戻そう的な流れがあって、「地方の時代」とか何度も言われ(いろんな意味があったけれど)、むしろ田舎での暮らしに憧れを抱くようになって、今に至るわけで。

だから、都会はエラい、田舎はダサい、という価値観は、いかにも貧乏くさいというか、よく言って昭和30年代的というか、せいぜい新興国的な発想だよね。

「正直田舎者」、かっこいいなあ。




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takaoh

帰りの福岡空港(地下鉄)では、横浜のチーム名の入った服とマフラーをしている僕たち親子を見つけた地元のお姉ちゃん二人組が、「アビスパ~!」「アビスパ~!」って何度も何度もしつこくずっと煽ってくるし。ちょっとアビスパ嫌いになりました。