地元小学校の少年少女コーラス隊の子どもたちが君が代を斉唱してくれた。画面を見る限りではチューニングなどしていないようだったのに、いきなりみんな音程をぴたりと合わせて歌い出したのでびっくりしました。

応援するのに絶対音感は必要ないけど、でもみんなが音程を合わせて歌ってるのはかっこいいですね。

そんな感じで始まったアジアカップ予選の中継だけど、そもそも相手も弱いからか、公式戦なのにキリンカップのための練習試合のような扱いの日程で、会場も日本平だし、地上派はなくBSのみの放送。

かつてはワールドカップ予選も今とは違ってずいぶん弱い国と戦っていたので、得点をたくさん稼ぐチャンスだったわけで(おかげでFIFAランクが異常に高くなってしまった)、フランス大会でもマカオと10-0なんてザラにあって)カズさん一人で6点取った試合もありました。

今回のアジアカップ予選も、シードから外れてしまったので、また同じような予選を戦うことになって香港相手に6-0。岡崎選手一人で3点は立派。

日本平は、一昨年行ってなんだか三ツ沢の雰囲気に似ているなあと思った、古くてこじんまりとしたよいスタジアムでした。そこに日本代表がやってきて、おそらく地元-首位-清水のサポーターも大勢が自分たちのホームスタジアムにやって来られたのだろうと思いますが、自分たちのFWがハットトリックなんだから、これは最高の試合、最高の夜だったろうなあ。僕らで言えば、僕らがJ1首位で三ツ沢で代表戦があってナンチャンが先発で3得点だったらもう一生忘れられない最高の晩だろうなあ、という感じ。

一方で、他の人たちがチャンスを外すのもやや目立ちましたね。サイドからいいボールが上がってきてるのに決められないことが何度か。岡田監督も試合後、「ゴールへ向かう迫力」という言葉で表現してました。うーむ。がんばれ日本のFWたち。

土曜は横浜での試合なので楽しみです。

AFCアジアカップ2011カタール予選 10月8日
日本 6-0 香港
16,028人
日本平




--
takaoh