協会が下部リーグへのAED設置に動く
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20110804-815245.html
ことが起こってからでは遅いのだけれど、でもすべてのクラブの携行の義務化、もしくはすべてのサッカー場に常備の義務化を行ってほしい。サッカー場への義務化は協会が行う権限はないのかもしれないけれど、常備していない会場では公式戦は行えないとするとか。
心肺機能が停止して3分で生存確率は50%に下がってしまうのです。でも、AEDが手元にあれば、生存確率がぐんと上がるのです。
おととしだったか、松村邦洋さんがマラソン中にやはり心筋梗塞で心肺停止に陥った事故がありました。覚えてる人も多いと思います。あのときも救護班がただちにAEDと心臓マッサージ、酸素吸入を行ったため、意識を取り戻すことができました。救命講習の講師の方に聞いた話では、AEDをただちに処置できれば、彼が助けた人は1ヶ月で日常生活に戻れるまでに回復したのだそうです。
街中ではあちこちで見かけるようになったAEDですが、使い方は実は難しくありません。取り出すと装置にも使い方の説明が出ているし、スイッチを入れれば音声で案内が始まります。また、AEDの処置が必要かどうかは機械が自動で判断するので、素人の人が誤って使用するリスクはありません。
ただ、突然急に使うとなるとあわてるかもしれないし、そもそも使用することを思いつかないかもしれません。だから、事前にすべての人が、短時間でも使い方と正しい知識を学べる機会をもてるようにすることが大事なのだろうと思います。(最寄の消防署では講習をやっていますが、なかなかわざわざ受講するのは大変だと思います。)
たとえばアビスパ福岡は試合の日に試合会場で、試合前に、AED講習をやったことがありますが、横浜でもやるといいな。
#松田選手のご冥福をお祈りいたします。
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