2011年度のJクラブ経営情報が開示され、全クラブの個別の数字も出てきたので、続きをちょびっと。

J2
クラブ 営業収益 営業費用 うち人件費 純利益
F東京 3,334 3,063 1,427 139
千葉 2,422 2,200 1,003 46
京都 2,140 1,896 895 253
札幌 1,297 1,383 513 17
東京V 1,075 1,069 300 6
横浜 1,046 1,027 478 15
平均 1,021 1,017 433 -9
徳島 967 936 490 22
大分 960 843 293 134
岡山 797 808 363 -16
栃木 748 804 332 -57
鳥栖 689 826 353 -357
湘南 670 991 511 -130
熊本 631 702 257 -69
鳥取 610 572 220 33
富山 574 628 246 -53
草津 562 598 204 -24
北九 521 584 222 -65
愛媛 499 504 206 -7
岐阜 448 510 192 -71
水戸 436 387 152 6
単位:100万円

J2 は、営業収益をみるとFC東京がダントツ。次が千葉、京都、札幌、ヴェルディ、横浜の順だけど、札幌+ヴェルディ+横浜でやっとFC東京程度になるので、FC東京のJ2規格外っぷりがわかろうというもの。でも、赤字ではなく、純利益が1億4千万近くもあるのでさすが。一番儲けてたのは京都で、純利益が2億5千万円強。このご時世に儲けてはりますな。

昇格した3チームをみると、FC東京はダントツでお金かけてるけど、札幌のお金のかけ方はそこそこ。平均よりちょい上な程度。お金をかけてない部類に入る鳥栖が昇格したのは、お金だけみると意外な印象。ただし、純利益が最悪の3億5千万円の赤字。収入少ないのにずいぶんお金かけちゃった。かつての鳥栖なら大丈夫かなと心配になるけれど、今年はJ1で収入も増えるだろうから、昨年度の赤字はなんとか穴埋めできるのかな。もっともJ1はもっとお金かかるのだけど。

では、そのJ1はというと、さすがにどのクラブもお金かけてる。(そこに入れてもFC東京は中位以上なので大したものだ。)では儲かってるかというと、柏や磐田はけっこう儲かってるようだけど、一方でマリノスの赤字の大きさが目立つ。6億円弱の赤字だ。これが続くとライセンスを受けるのに問題となるようだけど、でも、どうせ親会社が補てんするのだろう。お金の流れをもうちょいと見栄えよくすればいいのに。意外なのが、営業収益も営業費用もリーグ1の浦和が、人件費ではわりと普通なところ。選手の補強以外にも多大なコストがかかるものなのだな。それでサポが満足するならよいことだ。

で、営業収益面で下から三つのクラブが揃って降格。人件費もやっぱり下から三つ。J1に残留するには、やはりお金をかけないことにはどうにもならないということか。

J1
クラブ 営業収益 営業費用 うち人件費 純利益
浦和 5,382 5,290 1,886 61
名古屋 4,196 4,231 2,167 -65
鹿島 4,165 4,378 2,066 -220
G大阪 3,817 3,745 2,010 47
柏 3,543 3,391 1,919 164
横浜FM 3,463 3,975 1,441 -585
川崎F 3,275 3,212 1,587 42
磐田 3,151 2,919 1,299 186
清水 3,118 3,191 1,376 -77
大宮 2,775 2,770 1,314 0
広島 2,676 2,671 1,324 -7
C大阪 2,527 2,570 1,185 -54
新潟 2,227 2,270 809 72
仙台 2,097 2,038 1,007 59
神戸 2,059 2,149 1,010 -133
甲府 1,465 1,400 671 44
福岡 1,246 1,122 428 130
山形 1,239 1,268 706 -27
平均 2912 2922 1345 -20
単位:100万円

まとめると、J2ではお金をガンガンかければ優勝できる、ある程度かければなんとか昇格できるかも、J1ではお金かけないことには降格する、という感じでしょうか。

僕らはというと、J2の中では平均よりほんのちょっと上な程度。恥ずかしくない程度にはお金はかけているし、嫌味なほどにはかけていない。ソツない感じ。しかもちゃんと多少なりとも黒字なので、優等生的、かな。