神奈川区民デーだったのでバクスタには神奈川区民の方が大勢お越しいただいた。座席がなかったのか、一部のご家族連れの方たちはゴール裏席にもやってこられてたのだけど、小さなお子さんたちをわりと大勢連れて来た人たちがいたので、ゴールの枠を外れたシュートが幼児たちを直撃しやしないかと、ちょっと心配でしたよ。

でも、この試合だけ見た、そしてそんなに横浜FCのリーグ戦における勝敗にはあまり興味の無かった人たちには、エキサイティングな試合展開だったようで、最後の笛の瞬間には、サポの落胆の声の中に、「面白かったねえ~!」という声も。

ま、それはなによりです。次は勝利をお見せしたいです。

バクスタが埋まるのと同じように、あるいはそれ以上に、ビジター席もぎっしり。

DSC_0431

どうしちゃったんですかね?優勝争いでもしているのかと思ったら、順位も下の方だし、ここ数試合は僕たちと同じくらい低迷しているようだし。

神奈川区在住の札幌出身者が多いのか?小野伸二選手が出てくるかと思って押しかけちゃったのか?ワールドカップの放送が北海道地区ではないからこっちに来たのか?とか、なわけないけど、いろいろ考えちゃいましたが結局わからず。

と、見ると、なぜか応援席に「ロシア2018」という大きな旗が。

どういうことだろう?

2018年のワールドカップを、そのころはロシア領になった北海道でやりたいとかそういう話なの?

ブラジルに行ってる代表選手に、もう今大会はあきらめて、4年後にがんばろうよというメッセージなのか?

チームを応援するメッセージでもないし、こちらもいろいろ考えちゃいましたが、さっぱり訳がわかりません。

ま、ともかく、前節のゴールの記憶も冷めないうちの、ソンホ選手の得点には燃えました。三ツ沢二連続ゴール。よく走り回るし、ソンホはいい選手だなあと最近やっとわかりました。

で、松下(年下)選手。

前節の終了後に、ゴール裏でエンブレムをドンドンって叩いて、熱いメッセージを叫んでたという話を書きましたが、ソンホの入れたボールを真っ先にゴールに取りに来て、ゴール裏に向かってガッツポーズで声を上げました。

また聞き取れなかったけれど、言葉はわからなくても、熱いものがメッセージとして伝わりましたよ。

ソンホのゴールに松下(年)選手に、試合を跨いで物語は続いているんだね。

試合終了後は、「松下ーっ!」と何度も叫んじゃいました。通り過ぎるとき、こちらに向かって深くお辞儀をしてくれました。

熱い人だなあ。すっかりファンになりました。

試合の方は、残念ながら引き分けで終わってしまったけれど、DFを一人減らし、また一人減らし、という、得点に向かってギアを上げていくような監督の采配に、勝利への執念みたいのを感じました。

黒津選手のゴールに痺れました。前半の、GKへのバックパスのようなゆっくりしたシュートは、きっと次の速いシュートへの伏線なんだと思ってました(笑)

最後のシュートが入っていたらと思うけど、すべてがうまくいくわけじゃない。

DSC_0443

J2 18節 2014年6月14日
横浜 2-2 札幌
三ツ沢
6,097人