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互いに素

2016シーズン。

FIFAワールドカップ

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W杯ブラジル大会終わる

日本にもグループリーグを2位抜けし、決勝ステージへ進出するチャンスがあったのですけどね。

前半は、決勝ステージ進出が決まってメンバーを大きく入れ替えて来たコロンビアはあまりシュートを打てず、日本はけっこう打っていて、日本に取って理想の展開。

前半のロスタイム終了間際に同点ゴール、裏のギリシャ対コートジボワールはコートジボワールが勝っていないという状況で、こりゃ日本いけるよ!?と大いに期待したのですが。

PKで失点したのが、今から思うと大きかったのかしらと。日本が同点に追いついたことで、コロンビアは後半からメンバーを入れ替えて来たけれど、前半のうちに失点もせず、先制していれば二点くらい取れたかもしれない。2-0なら、メンバー入れ替えられても、また違う展開になったろうし。ゲームプランが大きく変わってたでしょうなあ。

同点になって始まった後半の早い時間帯のコロンビアの攻撃は恐ろしかったですね。1-2にされちゃったら、もうどんどん前掛かりで行くしかないから、その後に2点を取られたのはしょうがない。もうそういう展開の試合はよく見るものです。というかよく見てきましたね。

ちっとも勝てずに敗退・・・というのも、ちっとも勝てないチームを応援していれば、残念ながら、日常茶飯事だしな。

また明日からリーグ戦に専念しましょう。

って言いたいところだけど、大会中もこちらはずっとリーグ戦が続いていて、ずっと専念してたわけでね。

今までも、W杯のときはリーグ戦をやってたので慣れっこという気もするけれど、今回はなぜかJリーグチェアマンがブラジルに旅行に行ってるという記事をよく目にしたので、リーグ戦やらせておきながら最高責任者が物見遊山だか外遊だかなんだかしらないけど、不在なのはどうなんだろうとちょっと気になりました。

J2やJ3の関係者は日本サッカー界の端っこの外の方にいて、W杯なんぞ関係ないだろって扱いみたいで、W杯への熱もあまり上がらずなまま。

ところでザッケローニ監督は、サッカーの戦術や技術ではなく、選手のメンタル面でのケアが足りなかったというようなことを敗因としてあげてましたが、そうだとしたら、外国人監督ではダメなのかもしれないなあ。というか、日本のサッカー選手は、代表選手でも、外国選手に比べると、ちょっと未熟なのかしらと気になりました。

サッカーではなく、経済や技術などの分野での世界における日本の立ち位置を考えたら、世界と戦える力があるはずなのにね。

2014FIFAワールドカップブラジル大会
C組 2014年6月24日
日本代表 1-4 コロンビア代表
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J2開催中、J3も、天皇杯予選もね

ブログネタ
W杯期間中、サッカー以外のおすすめは? に参加中!
僕が応援しているサッカーチームがあるということは、けっこう周りの人がご存じ。

もちろんJクラブも代表チームも応援しております。

普段、Jリーグその他をまったく見ない人でも、やっぱりワールドカップともなれば、日本代表を応援したり、他の国の試合も気になってみたりするものですよね。

一部では、そういうのを「にわか」とバカにするみたいだけど、普段陸上競技なんてまったく見ないのに、オリンピックになれば100m走やマラソンを熱心に見るものでしょう。いいじゃん。

さて、話を戻して、ワールドカップの話題を僕にしてきてくれる人もいらっしゃるのだけど(ドイツがーとか、ブラジルがーとか、メキシコがーとか)、時間帯も合わないのもあるし、よその国の事情もわからないし、他の試合は全然見ていないのです。日本戦の二試合しかまだ見ていません。

他は興味もない。わからない。

せっかく話してくれるのに、付き合えずにごめんなさい。

Jリーグだと、必ず2試合は対戦するし、相手のホームにも行くことがあるし、場合によっては将来、相手チームの選手がこっちに移籍してくるかもしれない。なので、ほんの少しは関心もあるけれど、それでもよその試合は、まず、観ません。

ワールドカップではほとんどの国とは対戦もしないわけで。

でもせっかくなので、いくつかよその試合も見てみようかな。
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サムライの憂鬱

マリッジブルー、マタニティーブルー、サムライブルー・・・って感じになってきました。

そういやコートジボワール戦についてはブログに何も書かなかったけれど、ちゃんと見てます。

今朝の試合はどうやってみるか、会社勤めの方たちはいろいろ苦労したことかと思います。僕は会社近くのスポーツバーでPVすることに決めまして、早起きして行ってきました。長い笛と同時にお店を出れば、いつもと同じ出社時間に。

場所柄、渋谷のスクランブル交差点は目と鼻の先だったので、どうなることかと思いましたが、残念なことに勝てませんでしたね。

さっそくザック監督批判がものすごいですが、そういうのはなんかトルシエさん以来な感じで、ちょっと意外です。まだ終わってないのだから、サポートすればいいのになあ。今批判しても何も好転はしないでしょ。

今日はギリシャが一人減ってしまって、いや~な予感がしました。10人になって引いて守る相手のゴールをこじ開けることができず、むしろ鋭いカウンターで失点してしまう、ということが時々あるからです。

後半はまさにそんな感じで、あんなにでかい人たち9人が自陣で守ってたら、ちょっと厳しいですわな。失点しなかっただけよかったか。

とはいえ、決定的なシュートはギリシャにばかり目立ちましたね。川島選手が下手だったら、完全にやられてましたね。

後半、日本はいくらボールをつないでも、ゴールをこじ開けられなかった。いい時間帯に点を取っていたら勝てたと思うけれど、しょうがない。

あとはギリシャにがんばってもらってコートジボワールを接戦の末に破っていただいて、日本は決勝ステージへ1位の進出の決まった、それゆえそれほどモチベーションが高くないだろうコロンビアに、なんとしても勝つ!ですね。

がんばれニッポン!

2014FIFAワールドカップブラジル大会
C組 2014年6月20日
日本代表 0-0 ギリシャ代表
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ガンバレ!ふくしま!

コンフェデ始まりました。

綺麗なスタジアムには大勢のブラジル人サポーター。盛り上がってるなあ。

来年はいよいよブラジルでのワールドカップだけど、その前の開催は1950年ということだから、来年のワールドカップを楽しみにしている人の過半数にとっては、初めての開催ということになるのだろう。その二年後にはリオでオリンピックも開催するし、このところの発展は目覚ましい。

ブラジルには1995年にF1を見に行ったことがあります。

ブラジルといえばサッカーとF1の国。セナさんをはじめ、有能なF1ドライバーも多いわけで。そのときに現地の方に聞いた話では、やっぱり当時はまだ経済的にうまくいっていなく、貧困にあえぐ人も多くてストリートチルドレンなんかが問題になっていた。人々は世界の中で引け目を感じてて、ブラジル人であることを恥ずかしくすら思っていた。なので、F1のような世界大会で世界の頂点に立って、そこでブラジル国旗を誇らしく掲げる姿に、みんな感動したのだ、と。(日系人の方なので、日本語で。ポルトガル語はわかりません。)サッカーでも同じことでしょう。

それが今や、ワールドカップ(とオリンピック)を開催することになるのだから、隔世の感があるというか、国民の熱狂もさぞかし、と思いますね。

コンフェデの会場で、スタンドの熱狂的なサポーター(全員だね)をカメラが映していくと、自分たちが映っているのに気が付いたカップルが、キスしたりしてるのを微笑ましく思ってたら、その後ろにいたブラジル人のおばさんが、カメラに向かって徐に幕というか旗というか布を出したのだけど、そこには「ガンバレ!ふくしま!」の文字が。気が付いた人も多いと思うけど。

いや、なんか胸が熱くなりましたよ。

ああ、またブラジル行きたいなあ。ワールドカップ行きたいなあ。
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イラク戦、911

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それにしてもなにの因果か、イラク戦の日が911。

戦争しないでサッカーしよう!世界に平和を。

とまあ、そんな感じでさいスタへ。考えてみると代表戦を観るのもずいぶん久しぶりな気がします。もちろん、さいスタも久しぶり。やっぱ遠いね。試合終了から2時間も経つけど。まだまだ家に着きません。

ピッチが遠い横国か、スタジアムが遠いさいスタか、絶対横国だな。

試合の方は、ジーコを久しぶりに見て少し感慨深く思いました。さいスタの思い出はジーコとともに。体型的に、遠巻きに見るとザック監督かジーコ監督か区別がつかなかったけど。

香川真司が出て来なかったのがつまらなかったけど、今の、ほとんどが海外組の代表選手たちはほんとにうまいなあと思うし、アジアでは強いし、安心して見てられますね。隔世の感か。

それにしてもザック監督は選手をなかなか変えませんでしたね。

2014FIFA World Cup Brasil 予選
日本 1-0 イラク
埼玉スタジアム
6万人
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U-20なでしこ準決勝

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なでしこちゃんたちもがんばったのだと思いますが、早い時間にあっさりと点を取られ、その後も続けて2失点。修正する間もなく勝負が付いてしまった感じ。

体格は小柄な日本の女の子に対して、大きな大きなドイツの女の子たち。

まるで栃木戦の前に行われたノジマさんの女子チーム対横浜のジュニアユースみたいな感じの差。

それでもフル代表のなでしこさんたちは勝ってしまうのだから、なでしこ凄い!というのを結果的に再確認する試合になってしまいました。

10代のU-20からフル代表までの間に、体格差をはねのけるだけの成長を遂げるのでしょう。昨日は、びびらずにシュートを打ってほしいとイライラしましたが、要は、経験なのだろうな。これからの聖成長を楽しみにしたいと思います。

それでも、アンダーのなでしこちゃんたちを見るのは今年が初めてでしたが、何年か前のなで2よりはよっぽど上手になったものだなあと思いました。

U-20FIFA女子ワールドカップ準決勝
日本 0-3 ドイツ
国立競技場

観客数は聞き取れませんでした。ビジョンはずっと試合の中継をしていて、スコアもメンバー表も表示されない。時計まで止まっていて、ビジョンのテレビ画面の左上に表示されるスコアと時間を見ろ、と。パブリックビューイングじゃないのにね。いつものアウェイ側ゴール裏は入れてくれないし、ホームゴール裏にいましたが男子の代表戦なら必ずいらっしゃるサポさんも見当たらないし、なんだか勝手が違って不思議な感じの国立での代表戦でした。もちろん、ワールドカップとはいえ、U-20のなでしこちゃんたちが注目を集めるのは素晴らしいこと!
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U-20なでしこ日韓戦

アンダーとはいえ、なでしこちゃんたちのワールドカップという晴舞台なのだから、国立だし行ってみよう!と前日に思い立ったはいいけれど、軽い気持ちで行ったばかりにえらいめに遭いました。

いや、かつて、男子のオリンピック予選の当日券を国立で買った時の経験から、楽に買えるだろうとたかを括っていたら、同じように考えた人たちの実に多いこと。

当日券売り場は長蛇の列で、買うのに40分も並びましたよ。入場したら前半30分。

並んでる人たちから聞こえてきた声は、国立でサッカーを見るのはJリーグの開幕戦以来(今シーズンの開幕戦以来だ、じゃなくて、Jそのものの開幕戦以来、のことらしい)だ、とか、キックオフは何時だ?とか、あきらかに普段サッカー見てないって感じのものばかり。

まあ、前売り買わずに来ちゃうのはそういう人ばかりなのだということかもしれないけど、普段サッカー見てない人たちが、ワンサカ突然押し寄せてきたってこと。

なでしこすごいね。

一過性のものでなく、ある程度、注目と人気が定着してくれたらなと、と思います。

今までなでしこ代表もなでしこリーグも、考えてみるとお金払ってみたことが余りないのと(ただ見じゃありません、無料試合だったり、後援会チケットだったりです)、いつもガラガラなのとで、前売り買わずにひどい目にあったわけですが、主催者側もまさか当日券を買う人がこんなにいるとは思ってなかったのかもしれません。チケット売り場も大混雑だったけど、場内はアウェイ側ゴール裏を全部韓国席にしてたけどガラガラ(当たり前だ!女子のアンダーだよ)、一方、バックスタンド二階席を開けなかったので、メインもバックスタンド1階も、ホームゴール裏も超満員。アウェイ側ゴール裏を日本人に開放しろよ。あるいはバックスタンド二階席を事前の案内通り自由席に開放しろよ、という感じになりました。

まあ、予想以上のご来場はいいことなんだけど。

途中からやっと入場したのでなんだか馴染めないまま試合が終わってしまいました。

まあ、こんな混んだスタンドの正面が、上に書いた通りガラガラのアウェイ席だし、そこは僕がいつもいる12番ゲート付近だし、うーん、そこはオレの場所だ!と思いましたよ、にわかに領土問題(笑)

というのは冗談にしても、いくら韓国戦だからとはいえ、いくらワールドカップだからとはいえ、20歳以下の十代の子供たちの試合なんだから、韓国の子がボール持つたびにブーインクはしなくてもいいんじゃないかなーとちょっと興ざめでした。

どうせならベンチに竹島さんという名前のコーチ(おっさん限定)でも入れておいて、みんなで「オレたちの竹島」とか「竹島ジャパン」とかのゲーフラを掲げたら面白いんじゃないかなとか考えましたよ、もちろん冗談!

さて。次の準決勝はちゃんと前売り買って行ってきます。FIFA主催だから後援会の御利益はありません、さすがワールドカップ。

U-20FIFA女子ワールドカップ準々決勝
日本 3-1 韓国
国立競技場
24000人くらい
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FIFAワールドカップブラジル大会アジア3次予選第3戦

FIFAワールドカップブラジル大会アジア3次予選第2戦

思ったよりウズベキスタンはよいチームでした。やっぱりワールドカップ予選は侮れない(それでも安心してみてました。)本田さんがいないせいか苦戦した感じだけど、でも、アウェイでの引き分けは十分でしょう。

スタジアムは満席だし、よい雰囲気でした。試合前の会場を写す映像に、「UZB 6−0 Japan」というボードを掲げる男の子の姿があって印象的でした。楽しそうだなあ、この子はサッカーと自分の母国が大好きなんだろうなあ。あらためてフットボールの魅力を感じました。

2011年9月6日
FIFAワールドカップアジア3次予選
日本 1−1 ウズベキスタン
ウズベキスタン

サッカー観戦は現場が一番。
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初戦勝利その2

女子代表に続いて男子代表も勝利。

まさかハーフナーマイクが応援する側のチームに来て一緒に戦うことになるとはおどろきました。
吉田選手は、DFで欧州に行く人はやや珍しいわけで、ずっと注目してましたが、さすがに上手いなあと感心してたのが、最後に点をとるとは!

同じさいスタで、ロスタイムに点をとって勝利した、3次予選の久保選手を思い出しました。あれは2大会前だから8年前ということか。

心配した雨も、一時、いっぱい降ったけど、そんなには続かなかった。

気象庁のサイトを見ると、東京も福岡も、暴風域にはいる可能性のある地域からはずれているので、明日も無事に北九州まで行ってこられそうです。

2011年9月2日
FIFAワールドカップアジア3次予選
日本 1-0 北朝鮮
さいスタ
54,624人
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ワールドカップトロフィー

日本で、日本が勝ち取ったワールドカップトロフィーを、見ることができる、そんな日がいつか来るといいなと思っていたけれど、それはずっと遠くの夢のようなものでした。

それが、今日、この目で、この東京で、本物のワールドカップトロフィーを、しっかりと見ることができる。

・・・感涙です。

思えば、たとえば、オリンピック・アテネ大会のアジア予選で、国立で、アジアの強豪、北朝鮮と戦って勝ったあの日。ほんとに誇らしく、試合後に場内を回るなでしこ選手たちに声援を送ったものです。北朝鮮に勝つこと、アジア代表のひとつに選ばれることが、凄い快挙だったあの日。

あれはたった7年前。

なーんて感慨を抱きながら向かった御茶ノ水の駅に降りるなり、もう心ウキウキ、ワクワクが止まりません。
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日本サッカー協会までの道は、サッカー通りと呼ばれていて、歩道のペーブメントはサッカーボール調だし、こんなノボリも掲げられていて、まるで清水の町のようです。

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ドキドキしながら早足で向かっていくと、目の前に日本サッカー協会の建物が見えてきました。渋谷にあったころと比べると、ほんとに立派になったものだなあ。

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協会の入り口には、写真に収め切れなかったけれど、なでしこジャパンやら、選手一人ひとりの大きな写真やら、たくさん掲げられていました。

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中に入ると、この方がお出迎え♪

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昨日は入場に2時間待ちだったと聞いたのですが、今日は夕方、閉めるぎりぎりの時間だったためか、10分も待たずに中に入ることができました。中に入ってからまた長い列もありましたが。入場待ちの間、この澤選手のMVPと得点王のトロフィーを見ることができました。

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地下1階のミュージアム入り口まで行くと、Jクラブの展示があったので、僕たちのところを撮影してみました。展示してあるユニは、なぜかカイオの。宮本にやられた股間は大丈夫か?

入場口の前には、なにやらにこにこした初老のおじさんがいたのですが、よく見ると川淵さん。

せっかくなので、一緒に写真を撮ってもらいました。(写真は割愛。)

「おめでとうございます!」と声をかけたら、「ありがとう!」とにこやかに返事をしてくれました。

でも、そこは、「おめでとう!」と返してほしかった。僕もずっとなでしこを応援しているのだ。

で、入場料を払って、いよいよ中に入るのですが、一般の方は500円。後援会会員は400円の割引価格でした。

中に入ると、サッカーの歴史、ワールドカップの歴史、日本サッカー界の歴史がわかるようなパネルやユニなどの展示物がたくさん。

近年のおなじみの男子代表に関するパネルや写真やなにやらもたくさん展示してありますが、まあ、アジアカップ優勝にワールドカップベスト16ももちろん立派なのだけど、そこは、ワールドカップ優勝の歓喜の前には、やや力不足。本田さんかっけーなんだけどね。なにしろ今日の目当てはなにしろなでしこさんたち。

ともあれ、古くは釜本さんのあれこれ、奥寺会長のあれこれ、ドーハやらトルシエさんのあれやこれややら、2006年は何だったんだろうやら、記憶も新しい南アフリカ大会やらなんやらを見ているうちに、いよいよワールドカップトロフィーとご対面!

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こちらです。僕たちの代表が勝ち取った、本当の本物。

レプリカでもないし、なにかの参考のためにたまたま貸し出されてやってきたものでもない。

こんなものが、本当に、自分たちのものとして、こうして目の前に置かれているなんて!!

嗚呼!!

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ちなみに、こんなパネルの前に展示されていて、その前にはロープが張られてます。この前にやってくるまで40分くらいかかったでしょうか。きっと週末はもっと凄いことになるのだろうなあ。なんだか、1970年の大阪で、月の石を一目見るために長い長い行列にならんだことや、上野でモナリザを見るために長い長い行列に並んだことを思い出しましたが、それ以上の価値が僕にはありました。

このパネルも、中央には若手中心選手たちが明るくトロフィーを囲む形で位置していて、右手のほうには僕たちのヒーロー澤選手が落ち着いた、満足げな表情で映っていて、左手のほうを見ると、今回は控え選手としてみんなを盛り上げたというベテランGK山郷選手が、ちょっと泣いちゃってる感じで、実によい表情で映っていて、それからその下には、あの川澄選手が・・・

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ん、ん、ん???


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なでしこ優勝

すでに、なでしこの戦いっぷりは世界が目指すところとなっているのかもしれません。準決勝を戦ったスウェーデンも、なでしこの組織とパス回しを見習っているというようなレポートもありました。

日本の場合、体格で劣る分、組織とパスで勝負するしかないのだと思います。その意味では、目指すべき方向性が同じなのは、まずは日本の男子代表なんだろうなあと思います。

高さで勝負されたらかないっこないのにもかかわらず、スウェーデンが組織でパスという同じ土俵に乗っかってくれたから勝てたのかなあとも思いますね。

そして、アメリカ相手には同じサッカーができませんでした。

ところで、セカンドステージを振り返ってみると、やっぱりドイツ戦の勝利が本当に大きかったのだろうと思います。立派な、なでしこらしい戦いっぷりでした。こちらも大きな自信になったし、ドイツを破ったことでスウェーデンも意識が変わったのかもしれません。

セカンドステージでドイツと戦うことになったのは、グループ2位になったからで、仮に1位抜けしていたらというと、最初がフランス、次にアメリカ、決勝でおそらくドイツという順番の対戦になっていただろうと思います。

初戦のフランスには勝てたでしょうが(いや、優勝国なのだ、「勝った」に違いないのだ)、準決勝でアメリカと戦っていたらどうだったでしょう。

ベスト4というのは前回のオリンピックと同じ。強豪国を破ってきたわけでもない。まだまだ、勝利したことのないアメリカを相手に、自信はなかったのかもしれませんし、準決勝では、アメリカ自体もプレッシャーも違って、また異なる試合になったのかもしれません。日本は相当な苦戦を強いられることとなったでしょう。

少しの運にも恵まれたのかなとも思います。もちろん運だけでは優勝なんぞはできませんが、実力に加えて運も味方してくれないと、優勝はなかなかできないものなのだろうなと思いました。

話を戻すと、なでしこのパス回しは素晴らしく速かった(バックラインでボールをまわすしかなかったアメリカ戦はのぞく)。ほとんどファーストタッチでどんどんパスを出す。見ている方が忙しい。なぜかいい場所にいいスペースが空いている。なぜかそこにパスを出すとそこにすでに他の味方選手が来ている。すぐにまたいいスペースに素早くパスを出すとなぜかそこにはすでに他の味方選手が来ている。以後繰り返し。

あまりに素晴らしいパスワークだったので攻撃ばかりに目が行ってしまいますが、組織といえばまずは組織的な守備を監督は主眼に置かれていたのだそうです。スウェーデン戦で2得点の大活躍だった川澄選手も本当は前線からの守備のために先発として選んだそうで、まさか2点も取ってくれるとは期待されていなかったようです。

さて、なでしこはワールドカップを優勝したので、これからなでしこリーグも大いに盛り上がるといいなあと期待しています。僕の応援するクラブは消滅してしまったので困惑してましたが、とりあえず代表選手のいるクラブの試合でも観戦しにどこかに出かけてみようと思います。毎年楽しみにしていたオールスター戦とか、きっと寂しいのだろうな。
プロフィール

Takaoh

三ツ沢で生まれて、三ツ沢保育園→三ツ沢幼稚園→三ツ沢小学校と通い、毎日三ツ沢公園で遊んで育ちました。大人になった今は、三ツ沢でホームゲームを開催する横浜の二つの偉大なクラブの観戦を楽しんでいます:YSCCのJ3での活躍を願っています。


互いに素

ホームゲームのたびに三ツ沢に集まる数千人のサポーターたち。周りを見ると、年齢、職業、住む場所、家族構成、趣味、出身校などなど、共通するものがほとんどない人たちがけっこう多いように思います。でも、みんな横浜が好きで、週末になると横浜の応援のために集まってくる。共通するのは、横浜という大事な原点。横浜に勝ってほしいという気持ちだけがひとつにまとまる。

互いに素とは、二つの整数が1(とマイナス1)以外に共通する約数を持たない関係のこと。横浜が始まりの数1であり、唯一の公約数である・・・サポたちの多くはそんな関係なんではないかなと思います。横浜が繋ぐ、「互いに素」敵な関係って思ってもよいです。

なお、6/π^2は、二つの整数が互いに素である確率で、計算すると60%くらい。
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