横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初
http://www.asahi.com/national/update/1012/TKY201110110626.html
ウランを核分裂させるとプルトニウム、セシウム、ヨウ素、ストロンチウムなどができる。東電は事故の当初、プルトニウム、ストロンチウム、セシウム、ヨウ素を測定していたのが、測定ミスがあって国に叱られたため、それ以降はプルトニウムとストロンチウムの検査を中止して、ヨウ素とセシウムのみ検査するようになった。
ヨウ素とセシウムは比較すればたくさん出る一方、プルトニウムとストロンチウムは比較すれば少ないというのもあったのだろうけれど、なにしろ80京だか100京だかが排出されたのだから、絶対的にはどれもかなりの量のはず。
今までプルトニウムやストロンチウムが検出されたという報告がなかったのは、存在していなかったからではなくて、つまり、単に測定していなかったから。
民間が独自に検査したら、横浜市内のマンションの屋上でストロンチウムが検出され、それが原発から100km以上離れた箇所では初めてだということなのだけど、ストロンチウムが初めて存在したということではなくて、初めて測定したということなんだろう。まあ、特に驚くことではない。
(ストロンチウムは海にも大量に流れてて、それを摂取したであろう魚の骨に溜まっていると考えられるということだったので、うちは魚の骨にはずっと気を付けている。)
同じ場所で、キロあたり10万ベクレルを超えるセシウムも検出されたということで、かなり放射性物質が溜まっているけど、この場所に限らずどこも似たような状況なのだろうと思う。
法律に定められた「放射線管理区域」の定義は、アルファ線以外について1平方センチメートルあたりの面積に4ベクレルということです。
検査され報道されているのは、キログラムあたり何ベクレルかという重さ(あるいは体積)で表示されているので、比較できない。
困った。
土の場合、体積1立方メートルあたりで約2トンの重さがあるので、1kgの量の土は2000で割って、500立方センチメートルの体積ということになろう。
でも、1平方センチメートルの面積を考えないといけない。
500cm^3÷1cm^2=500cm
つまり、1kgの土は、面積1平方センチメートルで500cmの深さ。それで10万ベクレル。
ベータ線は、1cmの厚みの土までは飛び出して放射されると好意的に仮定すると、500cmの500分の1、なので、1平方センチメートルあたりは10万ベクレル÷500=200ベクレル。
法律では4ベクレルを超えると放射線管理区域なのだから、このマンションの屋上もおそらくは放射線管理区域に設定しないといけないことになるのだろうね。
つまり、放射線管理区域という表示をして、屋上には人が立ち入ることができないようにしないといけない。そういう場所は、きっと横浜市内にたくさんあるのだろうし、横浜市外にもたくさんあるんだろうな。
http://www.asahi.com/national/update/1012/TKY201110110626.html
ウランを核分裂させるとプルトニウム、セシウム、ヨウ素、ストロンチウムなどができる。東電は事故の当初、プルトニウム、ストロンチウム、セシウム、ヨウ素を測定していたのが、測定ミスがあって国に叱られたため、それ以降はプルトニウムとストロンチウムの検査を中止して、ヨウ素とセシウムのみ検査するようになった。
ヨウ素とセシウムは比較すればたくさん出る一方、プルトニウムとストロンチウムは比較すれば少ないというのもあったのだろうけれど、なにしろ80京だか100京だかが排出されたのだから、絶対的にはどれもかなりの量のはず。
今までプルトニウムやストロンチウムが検出されたという報告がなかったのは、存在していなかったからではなくて、つまり、単に測定していなかったから。
民間が独自に検査したら、横浜市内のマンションの屋上でストロンチウムが検出され、それが原発から100km以上離れた箇所では初めてだということなのだけど、ストロンチウムが初めて存在したということではなくて、初めて測定したということなんだろう。まあ、特に驚くことではない。
(ストロンチウムは海にも大量に流れてて、それを摂取したであろう魚の骨に溜まっていると考えられるということだったので、うちは魚の骨にはずっと気を付けている。)
同じ場所で、キロあたり10万ベクレルを超えるセシウムも検出されたということで、かなり放射性物質が溜まっているけど、この場所に限らずどこも似たような状況なのだろうと思う。
法律に定められた「放射線管理区域」の定義は、アルファ線以外について1平方センチメートルあたりの面積に4ベクレルということです。
検査され報道されているのは、キログラムあたり何ベクレルかという重さ(あるいは体積)で表示されているので、比較できない。
困った。
土の場合、体積1立方メートルあたりで約2トンの重さがあるので、1kgの量の土は2000で割って、500立方センチメートルの体積ということになろう。
でも、1平方センチメートルの面積を考えないといけない。
500cm^3÷1cm^2=500cm
つまり、1kgの土は、面積1平方センチメートルで500cmの深さ。それで10万ベクレル。
ベータ線は、1cmの厚みの土までは飛び出して放射されると好意的に仮定すると、500cmの500分の1、なので、1平方センチメートルあたりは10万ベクレル÷500=200ベクレル。
法律では4ベクレルを超えると放射線管理区域なのだから、このマンションの屋上もおそらくは放射線管理区域に設定しないといけないことになるのだろうね。
つまり、放射線管理区域という表示をして、屋上には人が立ち入ることができないようにしないといけない。そういう場所は、きっと横浜市内にたくさんあるのだろうし、横浜市外にもたくさんあるんだろうな。